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一体であり、個々別々

私はいつだってひとりだ。

みんなといたって人はみんなひとりだ。

人は死ぬまでひとりだ。

悟ってゆきたい、このいのち、生き切りたい。

死ぬために生きるんじゃなくて。

ところで、出会った人と結婚に至り、子供ができ、毎日のことに嬉しいんだが面倒なのか分からない文句をならべている。

そんな人を見ると、羨ましくなることもあれば、本当にそれでいいの?と思う。

一方は出会い、別れ、出会い、別れ…繰り返して定まらず、哀しい、悲しい記憶が増える。

だがそれは真(まこと)を求める故のこと。

毎日は選択の連続で、違うことをしなければ、違わないことがちゃんと帰ってくる。

「したいことをする」っていうのに似てるけど、ちょっと微妙に違う。

本来の自分、本来の人としての生き方から違うことはしない。